ロイヤル英文法―徹底例解



ロイヤル英文法―徹底例解
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会社: 旺文社
著者: 綿貫 陽, 須貝 猛敏, 宮川 幸久, 高松 尚弘, マーク ピーターセン

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種類: 単行本
EAN: 9784010312780
ISBN: 4010312785
レーベル: 旺文社
製造: 旺文社
ページ数: 896
出版日: 2000-10
販売: 旺文社
製作: 旺文社


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レビュー


おすすめ度: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
製品の要約: いつも手元に置いておきたい文法書
コメント: 高校時代に使用していた文法書では、何か物足りないと感じるようになったとき、丁度、『ロイヤル英文法』に出会うことができました。この本の情報量は予想以上に膨大で、圧倒されます。ページ数も収録情報量も多すぎて引きにくいかと思いましたが、その心配はありません。巻末に「文法事項索引」、「英文語句索引」、「日本語表現索引」、「機能別会話慣用表現・談話語句索引がついているからです。各索引を使い分ると、調べたい項目のページにすぐ辿り着けます。(この本の場合、最初から最後まで通読するのではなく、各索引を活用し辞書的感覚で必要な情報をピックアップしながら使うのが、お勧めです)。それから、Q&Aやコラムという形で、私たちが英語学習中に感じる素朴な疑問に答えてくれますし、色々な豆知識も提供してくれます。Q&Aやコラムを読んでいるだけでも面白いです。『ロイヤル英文法』は、翻訳学習にも役に立ちます。私は翻訳を学んでいる際、こなれた訳文を作ることにばかり躍起になり、ついつい文法という基礎事項が疎かにしてしまいます。でも、それでは意味の通ったいい訳文はできず、にっちもさっちも行かなくなります。そんな時には『ロイヤル英文法』で、文法事項を確認するよう心がけています。本を開くたびに新しい発見があり、翻訳学習の楽しさも倍増します。(但しこの本はあくまで「文法書」であり、訳文作りの技術を伝授する本ではないので、悪しからず)。…ちなみに、圧倒的な情報量の『ロイヤル英文法』は初心者向けではありません。英語を基礎の基礎から学びなおしたい人や、英語が苦手な人にも向きません。あくまで、英語が大好きな中級者〜上級者向けです。私にとっては、なくてはならない文法書ですし、内容も期待を大きく上回るものなので、迷わず星5つをつけます。

おすすめ度: Average rating of 2/5Average rating of 2/5Average rating of 2/5Average rating of 2/5Average rating of 2/5
製品の要約: 時制の記述が古い
コメント: 英語の時制は、現在形と過去形のみで、未来形はない。
willもbe going toも未来を表す表現だが、法助動詞、現在進行の形であって、時制は現在である。(willは現在形、wouldはwillの過去形、というのは自明である)

文明国の言語には、未来時制があってしかるべき、という規範意識のためか、長らく未来時制形は存在すると信じられてきたが、最近の教科書の多くは、「未来を表す文」といった表記に修正されているので、そろそろ再考すべきだと思う。

『表現のための実践ロイヤル英文法』では、多少そのことに触れているが、『ケンブリッジ現代英語文法入門』などを読むと、きちんと書いてあるので納得できると思う。



おすすめ度: Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5
製品の要約: 人気のある文法書だが、疑問点もある
コメント: 綿貫陽先生をはじめ、編集者の顔ぶれは著名人ばかりである(マーク・ピーターセン先生も参加)。
Q & A 方式の小話(文法解説)は他の文法書にはあまり採用されていないので、一読の価値あり。
しかし、実際に使ってみると、ほしい情報が載っていなかったり、???と疑問に感じることも少なくない。
例えば、16章の「態」を見てみると、能動態と受動態について説明がされている。
そこには「受動態は堅い文章に用いられ、口語では稀」といったことが書かれているがここに疑問を感じる。

例えば「What happened to Tom? 」という疑問文の回答はどのようなものを想像するだろうか?

  1. The dog bit him. (犬がトムにかみついた)
  2. He was bitten by the dog. (トムが犬にかみつかれた)

上記のような2つの回答があった場合、おそらく話者は2を選択する可能性が高いと思われる。
2が優位になるのは情報構造 (Information Structure)によるものだが、本書の解説はそれを無視している。
つまり、本書は談話の中の文脈という点にあまり焦点を当てずに「受動態は会話では稀」と説明している。

本書は良い要素もたくさんある反面、理論が少し古いと感じることも少なくない。
よく売れている文法書であるが、内容を全て信じるのは少々危険である。

おすすめ度: Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
製品の要約: 高校英語に最適です。
コメント: 英語の非常勤講師(高校)をしています。自分が授業の準備をする際に英和辞典と同じくらいよくこの文法書を開いています。高校生が持っていても丁寧で解かりやすいと思います。退屈でも文法の基本はおろそかにできませんものね。と、いいつつ説明を求められると曖昧な点が多い自分は本書に頼っている始末です。

おすすめ度: Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
製品の要約: 持っていて損なし。
コメント: 英文法の細かい疑問点を払拭したいと思って購入。そういう私の意図にはまさにうってつけの本でした。

一言で言えば「痒い所に手が届く」本です。章立てがかなり体系的になっているので、英文法の全体像を大まかに捉えるための大きな手助けになりますし、基礎的な文法知識から一歩踏み込んだ細かい疑問点に答えてくれたり、あるいは現代英語の理解に必要な範囲での英語の語法の歴史に触れていたりと、細かい知識も満載です。また、文法書の割には例文の「生き」がそれなりに良いのも特徴だと思います。やはり新たなる文明の利器、コーパスのおかげでしょうか。

ただしこの本は、高校レベルの英文法を学んだことのない人や、中学高校で英文法の苦手だった人には必ずしも薦められません。本書には、すでにある程度の文法知識が身についている人を読者として前提としている傾向があります。たとえば、本書を頭から読み進めて行っても、後の章で解説されている知識がないと意味が分からない箇所があったりします。初学者や苦手な人には若干辛いでしょう。そういう場合は、もう少し基本知識に絞って書かれた、段階的に学んでいける本に当たるべきです。

どちらかと言うとこの本は、英文法の標準的な知識にある程度慣れた人が、基本事項を確認・整理したり、さらに詳しい知識を得たりするための本であると言えるでしょう。

また、この本に書かれてある詳細な知識をすべて覚えこんでしまおうと躍起になる必要はないでしょう(よほど高度な英文法の専門の方ならともかく)。些事を丸暗記する前に、飽くまで文法の原則を理解することが大切です。よく、この本を「詳しすぎて全部覚えられないから嫌、使えない」という人がいるのですが、辞書を全部覚える人がいないのと同じで、「全部覚えなきゃ駄目」という固定観念に囚われる必要は全くありません。その点、この本の利用法を誤ってはなりません。文法上の問題に突き当たったときに初めて、本書を「文法の辞書」として引くという使い方でとりあえずは十分です。

本書は特に、何らかの形で英語を人に教える立場にある人にお薦めです。ちょっと自分の中で曖昧になっている点などを、折に触れて辞書的に調べるという利用法が非常に便利です。そういう人にとっては、持っていてまず損のない一冊です。ぜひ座右に置きましょう。

万人には薦めないという意味で星4つにしました。

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